LILLINK ESSAY
人生を、
ふたりで編集する。
結婚式のことを考えていたら、
いつの間にか人生の話になっていた。
01 LIFE
大人になるメリットは、
後から編集できることかもしれない。
子どもの頃は、
起こる出来事を素直に受け止めた。
生まれた場所。
家族。
学校。
出会った人。
夢中になったことも、
傷ついたことも。
大人になった今、こうやって振り返る人もいるのではないでしょうか。
「あれは大切だった」
「これは、もう手放していい」
「あの経験があったから、今がある」
そうやって、過去に新しい意味を与えることができる。
実はこの作業、結婚式作りにとても似ているのです。
だから結婚式も、
これまでの人生を一度立ち止まって、整理して、
「何を残したいか」を考える時間なのかもしれない。
02 WEDDING
結婚式に
「やりたいこと」がない人へ。
「結婚式で何をしたいですか?」
そう聞かれても、
「特に思いつかない」と答える人は、きっと少なくない。
特別な趣味があるわけでもない。
派手な演出をしたいわけでもない。
人前に立ち続けるのも、少し違う。
でも、
ではないと思う。
残したいもの。
大切にしたい人。
忘れたくない時間。
こう過ごしたい、という感覚。
「何をしたい?」ではなく、
「どう過ごしたい?」
と問いかけてみる。
03 EDIT
結婚式は「足し算」じゃなく
「編集」する。
結婚式というと、
料理。
ドレス。
写真。
映像。
花。
演出。
余興。
そんなふうに、ひとつずつ「足していくもの」だと思われがちです。
でも、本当に大切なのは、
全部を入れることではない。
ふたりに必要なものを残して、
必要じゃないものは手放す。
「披露宴をする」ではなく、
「家族とゆっくり食事をする時間を残す」。
「余興をする」ではなく、
「みんなが自然に話せる時間をつくる」。
「写真をたくさん撮る」ではなく、
「好きだった場所で、その時間そのものを残す」。
それは、ふたりの「テーマ」を
見つけていくことでもある。
04 FUTURE
結婚式の正解を、
人生の正解を、
ふたりで決めていい。
「普通はこうする」
「みんなはこうしている」
「結婚式なら、こうするもの」
そんな決められた正解から、
一度離れてみてもいい。
少人数でもいい。
家族だけでもいい。
写真だけでもいい。
大きなパーティーでもいい。
正解は、ひとつじゃない。
なぜなら結婚式は、
なのかもしれません。
人生の正解は、
最初から決まっているものじゃない。
ふたりで選んで、
ときどき編集して、
また選んでいけばいい。
結婚式も、
その最初の一ページなのかもしれない。
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